岩手県の農家です。トマトと米、様々な野菜を作っています。
by FUMI @ IHATOV


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それでも種を蒔く。
放射能汚染の影響がじわじわと広がっている。
「風評被害」という意味では、岩手の農産物や流通にも影響が出始めているようだ。

いわく、「福島を通ってくるなら岩手のものも買えない」と。
流通業界がこのような状態になってしまえば、農業はもとより多くの業種に影響が広がるだろう・・・。

津波で甚大な被害を受けた沿岸部では、現在もこれからも当分の間、慢性的な物資不足に喘ぐというのに、
原発問題も当分収拾がつかないであろう現状には、ただただ呻くほかない・・・。

テレビ報道で繰り返される「安心・安全」に偏りすぎた"情報統制!?"には、逆に寒気を覚えてしまうようになってしまった今日この頃。

枝野さんが会見でたびたび用いる「基準値」。
事故後に、数十倍にも引き上げられているようでは、百歩譲って例えそれが「安全の範囲内」であっても、信用して冷静な行動をとれと言っても無理があるだろう。


ブログ【菜食文化研究会】より引用


世界の水道水の放射線基準値は下記のとおりです。

●世界の基準値
WHO基準      1ベクレル(Bq/L)
ドイツガス水道協会 0.5ベクレル(Bq/L)
アメリカの法令基準 0.111ベクレル(Bq/L)

●3/17までの日本の基準値
ヨウ素 I-131 10ベクレル(Bq/L) 
セシウムCs-137 10ベクレル(Bq/L )
出典は下記です。203-204ページ、表9-3参照
http://whqlibdoc.who.int/publications/2004/9241546387_jpn.pdf


●3/17以降・現在の日本の暫定基準値
・ヨウ素(I-131)131  300ベクレル(Bq/L)
 飲料水 300 Bq/kg
 牛乳・乳製品 300 Bq/kg
 野菜類 (根菜、芋類を除く。 ) 2,000 Bq/kg
・セシウム(Cs-137)137 200ベクレル(Bq/L)
 飲料水 200 Bq/kg
 牛乳・乳製品 200 Bq/kg
 野菜類  500 Bq/kg
 穀類  500 Bq/kg
 肉・卵・魚・その他 500 Bq/kg




事故直後には「天罰」と豪語した都知事も火の粉がふりかかるとこうなるのか

なんのための基準値なんだ?
どんどん緩和されてしまうようでは、ますます風評被害が広まると思うのだが・・・。

そんな事をしている暇があるのならば、早急に安全な食料の確保にむけて動くべきだろう(輸入も含めて)。
(農民としては現段階では議論や制度など尽くされたと思えず無念ではあるが)、原発事故に当たっては、TPPへ参加して食料の大輸入なども覚悟していたのだ。

食物連鎖のなかでの蓄積や、内部被ばくの恐ろしさから考えれば「摂取制限」は当然の処置で、
食料の他産地からの輸送や輸入について進めるものとばかり考えていたのだが、「基準値の緩和」を検討するなどとは、国民が馬鹿にされていることへの怒りを通り越して、呆れるほかない。

こんなことでは、多大な被害をこうむる福島の農民が報われないではないか。
「先行きに悲観した福島の農家 自殺」という悲劇も起きてしまった。

離農・廃業も相当数出てくるだろう。

たしかに、我々農民自身も原発があったからこその文明的な暮らしを享受してきた。
してきたけれども、あまりにもむご過ぎる。少なくとも原発圏内の地域は強制移住となることを思えば、そんな不幸を押し付ける権利は誰にあるのだろうか?政府に?国民に?神様に?

ひとたび事故が起きれば、こんなにも無茶苦茶が連鎖していく原発は、未来にはいらない。

今回の災害・事故を自戒とし、節エネルギーの心がけ。
それから、自分の声を形にするということでは選挙が大事。投票で選ぶ「政治家」の見極めもしておこう。

めぼしい人 「高橋博之 たかはしひろゆき氏」




情報が錯綜し、不安を拭えない日々ではあるが、岩手に目を向ければ誰かの批判をしている暇など無かった。
沿岸部の復興を信じ、農民は今日も種を蒔くのであった。
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by 新米百姓 by ihatov-farmer | 2011-03-30 23:01 | ○農業に想うこと。  TOP▲
今こそ観るべし!
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鎌仲ひとみ監督 映画「ミツバチの羽音と地球の回転」
 スェーデン―祝島 エネルギーの未来を切り開く人々


数少ない当ブログの訪問者のなかで、上映会場が近くの方がはたしているのかわからないけれども、
今こそ、一人でも多くの人に観てほしい映画。

「原発はいらない!」と言うのは簡単だが、
そうは言っても原子力があったからこそ、ここまで便利で快適な生活を享受してきた私達。

「すでにこういう可能性もありますよ」といったヒントが散りばめられたこの映画を観れば、今それぞれに出来ることやどういった行動をとればいいのかも、見えてくるんじゃないだろうか。

きれいな電力を選びたいよホント。



鎌仲ひとみ×Candle JUNE×小林武史 緊急会議
「これからのエネルギーについて僕らができること」
data : 2011.03.16


http://www.eco-reso.jp/feature/cat1593/20110316_4979.php




えー!?ただいま上映中止中!?

んだば、いろいろ貼り付けとこ。



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by 新米百姓 by ihatov-farmer | 2011-03-28 20:55 | ○映画も好きだ。  TOP▲
本来の価値。
昨日のNHK「Bizスポ」でソフトバンクの孫社長が断言していた。

「風評被害を防ぐには、情報・データを全てオープンにしなければならない」と。

単純明快。

一企業として、補償の対象・金額を減らしたいのは当然だろうから、東電は全ての情報をただちに開示して風評被害の極小化をすべき。
まぁ、今の時点でさえも途方も無い補償問題の規模・・・。
農業はもちろん、業種関わらず原発事故の影響がでている。
観光業だって、しばらくは外国から人来ないだろう・・・。

しかし枝野さんじゃないが、「想定をはるかに超えた天災」だからといって東電の免責はありえない。15m級の津波に襲われた女川では、この規模も想定して立地、設計していたのだから。



ところで農民から言わせてもらうと、
福島や茨城、群馬千葉といったあのあたりって、岩手なんか比較にならないほどの農業県なのだ。

平成20年 農業産出額(農林水産統計)

近郊農業で関東の胃袋を支えているのはもちろんのこと、冬場に青物が少ない北日本へも野菜を供給している。
そんな大農業産地が、今回の原発事故で汚染されてしまい、
意地悪な見方だが、「関東の食卓はこれから大丈夫?」と皮肉のひとつも言いたくなる。

福島原発も、新潟の柏崎刈羽原発も、六ヶ所村も、東北電力管内に何故か東京電力の施設。もちろんここで作られた電気は東京都市圏に送られてきた。(ごく一部は東北でも使われているらしいが)

便利さだけを享受し、危険は地方へ押し付けてきた。とも見れるからだ。
もちろん東北に暮らす我々だって、そして農民といえども、原発の恩恵を享受してきたからこそ、誰かを断罪することなんて出来ないし、簡単に原発廃止とはならない、問題の難しさも理解できる。

ただ、事故の長期化と深刻さを考えれば、素人の私でさえ、福島ではしばらく農業ができないであろうことは簡単に予想できる。風評被害も含めれば、おそらく周辺の県あるいは東北全体に影響が残るだろう。

「無ければあるところから買えばいい」

たしかに今まではそれで良かったかもしれない。しかし今回の震災で物流がストップしたことでその脆弱さが浮き彫りになったではないか。水ですらこのパニックぶりなのだから、食べ物が無くなったらどうするのだろうか?

とは言っても、
これから事故の長期化によって、汚染の拡散が明らかにされ、摂取制限が広がり風評被害も追い討ちをかければ、西日本や北海道、そして外国から食べ物を買わざるをえないだろう。

場合によっては、主食のコメも輸入せざるをえなくなるかもしれない。

しかし、それでいいのだろうか。食の安心安全はもとより、フードマイレージすなわち食料が生産・流通のさいに使用されるエネルギーや排出されるCo2はべらぼうに増えない?

輸入で短期的には問題を回避できても、もし主食まで海外に依存したときに、外的要因によるリスクの高まりは?
そして、その間に国内の農業は確実に疲弊していく・・・。

ひとたび事故が起これば、こんなにも無茶苦茶な連鎖が広がってしまう"原発"。

原発のいらない未来をつくるには、まず自分には「あれが出来るかな」とか「これは我慢してもいいな」とか「エネルギー自給率100%のマイホームを建てるには、あとなんぼ貯金が必要だな」とかいろいろ考えながら過ごしている今日この頃。

震災がキッカケとなり、エネルギーに限らず、あらゆるものを見直してみるチャンスがきている。

今日久しぶりにスーパーを何件か回ってきた。
例えば牛乳や卵そのほか食品、震災前の特売価格に比べると1,5倍から2倍近くまで値上がりしている。

これはおそらく便乗値上げというよりも、「本来の価値」なのだろう。

少しでも酪農を体験したことがある人なら同感してもらえるだろうが、ペットボトルに入った水やジュースよりも、1リットルの牛乳のほうが安いというのは、酪農家は泣いていたと思うよ。
(ちなみにうちは家畜はいないが、高校時代に牛の世話をしたことがある)

自分の努力やこだわりが、お客さんから「美味しかったよ」という声で評価されれば、もちろん嬉しい。
だが最終的には「値段」で答えが出てこそ、「また作ろう!」「もっといいものを!」という励みになり、再生産への活力になることは間違いない。

私も、産直に野菜を出品するようになり、他の人よりも単価5円でも10円でも高く売ってやろうという思いと、結果が出たときの喜びで農業を続けているのだから。

小規模農業でも、それが正しく評価されれば、今よりももっと沢山の若い担い手が出てくるはずなのだ。


この大きな大転換期に、エネルギーのこととともに、農業のことも皆さんに考えていただけたら嬉しいな、と、
今日もつらつらと、少々ふてくされながら書き込んでしまった。


いずれにしろ、本当にたのむよ、東電。
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by 新米百姓 by ihatov-farmer | 2011-03-26 20:38 | ○農業に想うこと。  TOP▲
福寿草。
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今年も、うちの庭に咲いた福寿草。

何気なく、当たり前のように繰り返されてきた季節の移ろいが、これほど尊く幸せなことだと改めて感じるられるのは、不幸にも大震災が起きたおかげか・・・。



東北電力管内はもとより、東京電力管内での需給ギャップがかなり長引くということで、枝野官房長官から我々に対して、未来へ大きなキッカケとなるであろうメッセージが発せられた。

首相官邸ツイートより(3月25日)

@Kantei_Saigai 首相官邸(災害情報)

【電力】長官会見(11:30)(続)/本年夏に大きな受給ギャップが生じる恐れがあるため、供給力の拡大に最大限努力するのは当然として、夏の需要面について産業・業務部門の在り方や国民の生活様式にまで踏み込んだ抜本的対策を4月目途にとりまとめることとした。


「ライフスタイルにまで踏み込んで・・・」

やったー!と思ったね。
ピンチは最大のチャンス。
便利さやスピード、効率化、低コスト、さまざまなものをトコトン見つめなおす大きなチャンスだ。

ここ江刺は、津波や原発事故の被災者から見ればたいした被害では無かったのだが、それでも2晩に渡った停電と未だ続く燃料不足で、「本当に必要なモノ」と「無駄なモノ」をハッキリと見せつけられた。

国の方針は、ただのキッカケにすぎない。
肝心なのは、私達がどのように考え、選択、行動していくかということ。

震災に寄せられる沢山の支援や、いきなりの計画停電にも大きなパニックにならない、わが国ニッポン。

原発が無くとも、豊かな生活を築いていけると確信している。




高橋博之ブログ「大転換」

葛巻町







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それから、報道の少ない"女川原発"はどうなってんだ?と気になっていたので調べてみた。なんせ女川港は15mの津波だったらしい。


原発、明暗分けた津波対策 女川は避難所に
産経新聞 3月24日(木)22時39分配信


東北電力 地震発生による原子力発電所の状況について

女川原発の位置 グーグルマップ


なるほど「火のないところに煙は立たぬ」ということか。
(実際は煙が出たらしいが、適切に対処され、さらには地域住民の避難所になっているとのこと)
女川港は湾の奥だったために津波の高さも増幅されたらしいが、女川原発は少し海側に出たところにある(地図参照)

重ね重ね、東京電力の「想定外」が悔やまれる・・・。
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by 新米百姓 by ihatov-farmer | 2011-03-25 18:03 |  …北国の春。  TOP▲
こんな時だからユーモアを。
原発事故に起因する摂取制限は、日に日に品目が増えていく。
範囲も広がってくることだろう。

昨日、自分自身が「汚染との闘いは始ったばかり・・・」と書いておきながら、不安、悔しさがもやもや広がり、今やっている仕事も無に帰すのかもしれないという脱力感。

そんなとき、一緒に畑にいた"じいちゃん"はこう言った。

「検査など、やらねばいいのだ」

これには笑っちゃうしかない。

いや、語弊を招くと困るし、福島県で本当に大変なご苦労をされている方たちに申し訳ないのだが、
100km以上離れた岩手でウジウジしていた自分には、がつんと効いた。

御年82歳のじいちゃんなりの(ブラック!?)ユーモア。
もちろん、天然とか、ボケがきているということは無くて、絶妙な間合いと、思わず唸ってしまう名言をときどきひねり出す。うちのじいちゃんは頭が切れるのだ。

日中戦争や第二次大戦、そして幾多の自然災害を経験してきたじいちゃん。
世の中で様々な出来事があろうとも、決してぶれる事のない貫かれた思い。
今日も、そして明日も、体の動く限り命の続く限り、百姓の営みを続けていくということ。

まったく、凄い爺さんだよ。



流通が動き出して、今日は種屋さんが追加してた種を納品してくれたし、明日も張り切って種蒔きするべかな~っと!










何が真実なんだべな~とウロウロしてたら、以下のサイトに目がとまった。

WHO緊急被曝医療協力研究センター長らの福島での公演まとめ。「皆さん是非情報をきちんと集めてください」「理科音痴を日本国民全部払拭する必要があります」/山下俊一氏・高村昇氏講演会文字起こし
2011年3月21日14時- 山下俊一氏・高村昇氏「放射線と私たちの健康との関係」講演会(前半)

東日本大震災における長崎大学の全支援活動


うーん、一方では安心できたけれども、野菜などから検出された値をみると摂取制限の裏づけも理解でき、やはり農民や地域への影響は残っていくわけで・・・。

いずれにしても、脱原発への気持ちは変わらない。
引き続き江刺でも節エネルギー。
岩手にはお手本もあることだし、葛巻を見習うべし!



高橋博之ブログ「大転換」

葛巻町

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by 新米百姓 by ihatov-farmer | 2011-03-24 20:25 | ○農業に想うこと。  TOP▲
農民として今思うこと。
放射能汚染との闘いは始ったばかりだ。


たまたま葉物野菜からいち早く検出されただけで、今後は農畜産物すべて、水、海、海産物、そしてヒト、あらゆるものの汚染と何年、何十年と付き合わなければならないだろう。

福島や茨城の農民の不安・悔しさといったら、察するに余りある。

盛岡の水道水からも、微量の放射性ヨウ素が検出されたとのこと。(全国の水道の放射能濃度一覧)
いくら基準値未満とはいえ、今まで検出されたことのない物質が入り込んでしまった事実。

六ヶ所村でのアクティブ試験開始のときもいろいろ考えさせられたが、
やはりいくら「人体に影響のないレベル」と説明されても、人工的な放射線物質に汚染されていくのは嫌だ。
原発ではなく、危険の少ないクリーンエネルギーに移行していきたい。

経済界などからは「安定的な電力需給100%」を維持するためには原発が必要なんだ!などという考え方もあるのかもしれないが、○○兆円とかGDP○%と放射能汚染とを天秤にかけることは出来ないでしょう。

今回の地震にあたり(津波で甚大な被害を受けたところを別として)、
停電やそれにともなう節電、計画停電、燃料などの節約などなど、暮らしていくぶんには「なんとかなる」と多くの人が感じているのではないだろうか。
何も、「江戸時代の生活システムまで戻さなければ電力問題もCo2削減も不可能だ!」などという極論を出すまでも無く、我々日本人が一丸となって取り組めば、乗り越えられるはずなのだ。



未曾有の災害で物資不足や燃料不足のおり、これ以上のパニックは抑えなければならない政府の立場もあるのだろうが、情報開示や対応は後手後手になっている感が否めない。(いやこれは東電の体質対応によって拡大してしまった人災だったっけか・・・)

事故の規模からいって、素人の私でも汚染の拡大は容易に想像できる。

「ほうれん草や牛乳は危ないらしいから、とりあえず買うのはやめよう」などというレベルではなく、残念ながらすべての農畜産物などに汚染は広がっているのだから。CTスキャンやレントゲン検査と比較するのも、筋違いお門違いだろう。

今後大事なのは、自分自身で判断できるよう情報の入手そして精査、さらには放射能汚染にたいする教育が重要だろう。



美浜の会ホームページより引用

 政府は「直ちに人体に影響の出るレベルではない」を繰り返しています。「直ちに」とは、一体何を指しているのでしょうか。脱毛などの目に見える急性症状のことでしょうか。そうなっては手遅れです。ガンなど数年後からでる内部被曝の危険について触れないのはなぜでしょうか。「十分低い」と政府がいう20マイクロSv/hは、通常レベルの400倍です。10日間で4.8ミリSvの被曝になります。わずか10日間で年間許容線量の4.8倍にも達します。



今回の事故にあたり、「もし江刺が避難指示圏内だったらどうしているか」と考えた。
生まれ育った家、土地、高齢の祖父母、愛情をこめて作った農産物・・・・・。
汚染を覚悟で、諦めの境地でとどまっていたかもしれない。
いや、百姓は自然災害への一種の諦めやその種の免疫はあるものだが、放射能汚染は人災なだけに諦めるに諦めきれないだろう。

それゆえに福島や茨城の農民の気持ちを思うにつけ・・・・・。
(しかも岩手にも飛来してきているようだし・・・)


言葉は悪いが、どうせ汚染されるにしても、「事実を知っていて諦める」のと「まったく知らない」で汚染されてしまうのでは、意味合いがだいぶ違ってくるだろう。

「個人それぞれが正しい情報の入手と冷静な対応を」などと求めても限度がある。

報道規制がしかれているのかいないのか分からないが、テレビのあまりにも「安全」に偏った報道も気になる
「直ちに人体に影響の出るレベルではない」ということは分かったから、
今後どのような影響がでるのか、またどういった可能性があるのかが知りたいところなのだが。
原発への津波被害が「想定を超える」ものだったことは残念だが、汚染に関しては「想定される」情報がまだまだあるはずだ。
「パニックを抑えなければならないから、まだ真実は公表できない」という権利は政府にどこまであるのだろうか・・・。
特にも影響を受けやすいとされる子供や妊婦のためにも、強いリーダーシップでさらに踏み込んだ対応を求めたい。




いつもながら脈絡のない文章になってしまったが、いろいろなことが頭をよぎって悶々としながらも、
今日はハウスでピーマンやナスの苗の作業をこなした。


農産物への不安は拭えないが、今の自分には仕事をこなしていくことしか出来ない。

この野菜苗たちが、岩手の明日への希望のひとかけらにでもなってくれることを信じて、
そして百姓として脈々と受け継がれる、良い意味での"諦めの境地"で。





【全国の放射能濃度一覧】  http://atmc.jp/


○フランスのIRSN(放射線防護原子力安全研究所)が独自に行った福島原発からの放出放射能の大気中拡散シミュレーションの結果(3月12日~20日の1時間ごと。セシウム137をトレーサーとしたもの)

○放出の間、防護処置がとられなかった場合に1歳の子どもが甲状腺に受ける被曝量のシュミレーション

美浜の会ホームページのリンクより


「六ヶ所村ラプソディー」
「ミツバチの羽音と地球の回転」

グリーン・アクション
美浜の会
再処理/岩手の環境/RI廃棄物(クリアランス)
茨城県環境放射線監視センター

東京電力
東北電力
日本原燃
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by 新米百姓 by ihatov-farmer | 2011-03-23 18:07 | ○農業に想うこと。  TOP▲
春の訪れ。
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今年も庭にクロッカスが咲き始めた。
毎年必ず黄色いやつが一番最初。
それから白や紫のクロッカスが咲き出す。

幸せの黄色いナントカ。



2009年
2007年


季節は確実に巡る。岩手の厳しい冬にも春の兆し。
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by 新米百姓 by ihatov-farmer | 2011-03-22 18:31 |  …北国の春。  TOP▲
エネルギーのこと。
感じていたのに、目を背けていた。

エネルギーのこと。電力のこと。

スキーヤーとして、農民として、考えるほどに矛盾に陥り、
とりあえず世の中は順調にまわっているのだから、まあいいか、と・・・。その問題を片隅においやってきた。


エネルギーの問題にまったく関心が無かったわけではない。
「六ヶ所村ラプソディー」も観たし、
「ミツバチの羽音と地球の回転」にいたっては、昨年の11月に一関で観たばかりだ。


今回の福島原発の事故にあたり、一農民として本当に怖いし悔しい。福島(周辺)の農民の心情といったら・・・それを思うにつけ胸が張り裂けそうになる。
そして、今回の汚染は岩手といえど楽観できないのだから・・・。

残念ながら出荷制限については、これからどんどん拡大するだろうし、風評被害も広がるだろう。

東京電力、政府、そしてマスコミ。情報が偏っている。
これからどのような被害が予想されるのか。情報を精査し、考え、行動していかなければならない。



鎌仲ひとみ×Candle JUNE×小林武史 緊急会議
「これからのエネルギーについて僕らができること」
data : 2011.03.16


http://www.eco-reso.jp/feature/cat1593/20110316_4979.php


○フランスのIRSN(放射線防護原子力安全研究所)が独自に行った福島原発からの放出放射能の大気中拡散シミュレーションの結果(3月12日~20日の1時間ごと。セシウム137をトレーサーとしたもの)

○放出の間、防護処置がとられなかった場合に1歳の子どもが甲状腺に受ける被曝量のシュミレーション

美浜の会ホームページのリンクより


「六ヶ所村ラプソディー」
「ミツバチの羽音と地球の回転」

美浜の会
再処理/岩手の環境/RI廃棄物(クリアランス)
茨城県環境放射線監視センター

東京電力
東北電力
日本原燃
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by 新米百姓 by ihatov-farmer | 2011-03-21 19:48 | ○ブログ。  TOP▲
種蒔き。
今日は朝から夕方までかけて、なす・キャベツ・トマト・ピーマン・ししとう・なんばんの種を蒔いた。

だいたい1万粒。


沿岸部の被災者、原発事故の被害者、それを食い止めるために現場で命がけで作業にあたっている人たち、福島県の農民、
押しつぶされそうな思いを振り払うために黙々と農作業を続けている。

野菜の種は本当に小さな一粒だけど、何倍何百倍となって我々に豊かな恵みを与えてくれる。

文字どおり、希望の種となることを念じて、野菜に思いを託す。
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by 新米百姓 by ihatov-farmer | 2011-03-20 20:34 | ○ブログ。  TOP▲
野菜はすくすくと。
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お天道様の恵みを受けて、野菜たちはすくすくとおがっている。

今年も"旬"を届けられますように。






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今朝の岩手日報によると、純情米いわてでは鋭意精米中とのこと。
関係者の皆さん、今が頑張りどき!はやく被災地に届けてくれ~!
うちらも春の作付けができるように頑張ってますからね~!
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by 新米百姓 by ihatov-farmer | 2011-03-18 19:58 |  …とまと。  TOP▲
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