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岩手県の農家です。トマトと米、様々な野菜を作っています。
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ヤクスギランド・太忠岳

2005年12月8日


いよいよ屋久島散策開始!!
今日は、ヤクスギランドから太忠岳(1497m)を登る行程。

行動開始初日早々、寝坊したなんて、ないしょないしょ。
AM8:41安房発のバスにさえ乗れば、こっちのもんだべ。


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ヤクスギランド【屋久島自然休養林(荒川地区)】
 安房から約16kmの標高1000~1300mの地点にあり、樹齢数千年の屋久杉を含む原生林を容易に鑑賞できる地域です。 面積は270.33haで、この中には30分、50分、80分、150分の4つの探索歩道があり、樹齢1800年の仏陀杉などの大木や、藩政時代の切り株、試し切り跡等と清流を見ながら森林浴が楽しめます。 この苔むした森の広がりが、屋久島の屋久杉原生林だと言えるでしょう。
 また、ここの150分コースの途中から太忠岳への登山道となっており、ヤクスギランド入り口から片道約2時間で登ることができます。


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ヤクスギランド入り口にある売店・休憩施設「森泉」。
奥に見える山の頂上、怪しげな巨岩が太忠岳頂上。



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なんとも不思議な光景。




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いよいよ屋久島登山スタート!
ヤクスギランド内の整備の行き届いた木道を進むと、さっそく"千年杉"が出迎えてくれた。
流れる雲間から太陽も顔を出し、天気も上々。
(ちなみに屋久島では、樹齢千年以上のものを"屋久杉"と呼び、
それより若いものは"小杉"となるらしい)



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江戸時代の伐採跡。
切り株からは、二代目三代目の木々達が、一所懸命、天を目指す。



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ちょいと股下を失礼。
そういえば、ロードオブザリングに出てました?



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その瞑想に終わりはあるのだろうか。



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新しく頑丈な吊橋も、意外と揺れる。



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徐々に雪も多くなる。



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木の知識が無いのが残念。
青々とした森の中、突如あらわれたピンクと黄色のグラデーションに目を奪われる。
これも紅葉の類なんだろうか。



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この足跡は!?  ヤ、ヤックルに違いない・・・



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"蛇紋杉"
倒れた巨樹の根が魅せる自然のオブジェ。



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足許をちょこまか動き回るちっぽけな人間を、"天文の森"の巨木達は、優しく見守ってくれる。



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このあたりから雪も20~30センチに増え、登りもきつくなる。



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普通のトレッキングシューズのため、靴に雪が入り込み中はビショビショ。
気温は高いし、日があるうちに戻れるから、凍傷の心配もないだろう。
諦めてザクザク登る。
私の前に、一人分の足跡が残っていたのがせめてもの救い。



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頂上近くの日陰にて。
正午近くでも溶けていないということは・・・・・
南方の島と侮ってはいけない。



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あの巨岩は目前!



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岩の基部への取り付き場所が、積雪でまったくわからなかった。
うまい具合に撮れるビューポイントも、どこかよくわからない・・・。

そうこうしてるうちにデジカメの電池は切れるわ、あられっぽいのは降ってくるわで、
一目散に駆け下る。

登頂はスッキリしなかったが、巨木達との出会いだけでも満足満足。




【怪しい巨岩の正体】
高さ約40mの花崗岩 "天柱石"
舞台上に広い岩の基部からは、晴れれば種子島や
奥岳(宮之浦岳ら)の山並みが望める。
また、屋久島には古い山岳信仰が残っていて、
安房の人たちは今も「岳参り」にこの太忠岳を訪れる。
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運がよければ、こんな素晴らしい展望も。

「屋久島ブック」 山と渓谷社より引用≫


屋久島紀行 目次

[イーハトーブ岩手より、屋久島を目指せ!]
[ヤクスギランド・太忠岳]
[カブ人との出会い]
[白谷雲水峡・太鼓岩]
[縄文杉]




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by 新米百姓 by ihatov-farmer | 2005-12-08 17:14 |  …05屋久島紀行  TOP▲
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